インターネット全盛期の今の時代。
店舗経営をするうえで、インターネットの活用は不可欠です。
かつて、店舗が繁盛するかどうか？は
立地で決まる、といった時代が長くありました。
メインストリートに面した店舗と、
一本奥の通りに入った店舗。
・ほとんどが同じ品揃え
・ほとんどが同じ価格帯
・ほとんどが同じ店員
だったとしても、売上は何倍も変わって来るのです。
その理由は、そう立地です。
インターネットが登場するまでは、
如何に道を歩くお客さんに店舗の存在を知ってもらえるか?
が勝負でした。
通りの少ない場所にある店舗は、
必然的にお客さんへの露出が少ないわけです。
そこで、
・新聞チラシをだしたり
・ビラを配ったり
・看板広告を出したり
して、何とか大通りを歩くお客さんに、自分の店舗を認知していたわけですね。
当然、これらの活動にはお金がかかります。
・チラシをすれば、〇万円。
・ビラ配りにも人件費がかかります。
・駅前の広告看板をだしたら、場所によっては桁が変わってきます。
スタートアップで資金の少ない店舗は、
こういった広告費が大きなネックになります。
広告が打てない
↓
お客さんが来ない
↓
売上が上がらない
↓
お金がないので、広告が打てない
・・・(続く)
私はこれを、「不採算立地負のスパイラル」と(勝手に)呼んでいます。
立地で負けている店舗は、
スタートからすでにこれだけのハンデを持っているのです。
でも今では、インターネットの登場で、
広告費は一気に下がりました。
待ちに看板を出さなくても、
少ないコストでインターネット上に広告を出すことができます。
そうなると、次に悩むのが、
・どこに出すのか?
になりますね。
結論から話してしまうと。
おススメの広告媒体は、2つです。
１・Google広告
２・エキテンなどの口コミサイトへの露出
１について
インターネットの世界で、Googleは圧倒的なシェアを持っています。
殆どの人が、Googleを使ってます。
貴方の持っているのは、androidスマホですか？
androidスマホのOS(中に入っているプログラム)は、
Googleが開発したもので、持ち主の使用データを収集しているといわれています。
また、パソコンで使うインターネットブラウザのシェアNO1は、
Googlechromeという、Googleの作ったソフトです。
スマホでも、パソコンでも、
私たちの大量の検索データはGoogleに収集されているわけです。
そのGoogleの広告に掲載することで、
検索してきたお客さんに効果的に表示させることができるわけです。
街を歩いていて、興味のない看板は素通りしますよね。
その点Googleの広告は、関連するキーワードを検索した際に、
検索結果のページの見やすい位置に表示されます。
その広告に興味のある人に効果的に訴求できるんです。
デメリットとしては、キーワードによって、高額な広告料金が発生することですね。
（といっても、駅の看板広告よりずっとリーズナブルです）
ある程度の費用をかけれる方は、こちらを活用することをお勧めします。
２について
もう一つが、エキテンなどの有料口コミサイトを活用することです。
自社ホームページを開設しても、検索上位にあげるのは至難の業です。
その点、口コミサイトはたくさんのお客さんに口コミを見てもらうことを目的としているので、検索結果で上位にあげるように常に対策をとってくれています。
無料、もしくは安価な登録料を支払うだけで、
お客さんの目に留まる機会がぐっと増えるわけですね！
これらの方法を活用することで、
メインストリートから外れた場所にある店舗も、
十分同じ土俵で勝負が出来るようになります。
初期費用がなく、あまり広告費をかけられない店舗は、
まず、エキテンなどの口コミサイトへの登録をお勧めします！